まゆこの第二の人生満喫ブログ

仕事を定年退職して第二の人生を新たにスタート。時間ができたので日記を作ってみることにしました。日常で思いつくことを書いてみます。

みんみん:谷川俊太郎さんの詩

立花真由美です。
みんみんという谷川俊太郎さんの詩をご存知でしょうか。
先日、姪っ子と会ったときにたまたま読んだ教科書に載っていました。


みんみんは私自身が小学生だったころに使っていた教科書にも載っていました。
私と姪っ子は年齢が離れていますが、みんみんという同じ詩が載っている。
世代が違うのに同じものを知っているというのは不思議な感じがします。


姪っ子は小学生、本当にかわいいお年頃。
見ていると私自身が小学生のころを思い出しました。


「立花真由美さん、みんみんを大きい声で読んでください」
思い出すのは先生が私を呼ぶ声。
私のクラスには立花さんがふたりいたので先生はフルネームで私を呼んでました。


その日は授業参観の日で緊張しながら音読をしたのを覚えています。
みんみん、谷川俊太郎
みんみん なくのは せみ
そうっと ちかづく あみ
はやしの むこうに うみ
きらきら かがやく なみ


みんみんを作った谷川俊太郎さん、その頃はわかりませんでしたが有名な詩人の方です。
改めて見ると語感やリズムの良さを感じます。
小学生の私は親御さんの前で緊張して、リズムがない棒読みでしたが、今はこの詩の素敵さがわかります。


音読は頭を使う作業で、黙読とは違う良さを感じます。
音読は脳に良い、というお話もあった気がしますが、声に出すことによる効果かもしれませんね。


詩や短歌は短い言葉に情景や風情を詰め込んだ素敵なもの。
いまこのようにブログを書いているからこそ、言葉を厳選して作られた詩の良さ、そして作ることの難しさを感じます。


私自身、言葉を大切にしていきたいと思う瞬間でした。